関西大学商学部のカリキュラムでは、2年次秋学期に「演習」が配当されています。いわゆるゼミナールは3年次から本格的に始まりますが、2年秋の「演習」は、その予行演習として、ゼミナールとはどういうものか、学生に体験して貰うことを目的としています。学生には、この半年間の体験をもとにして自分の進路を決定し、ゼミを志望する場合には3年次にあらためて2年間の本格的なゼミナール(3年次「専門演習」および4年次「卒業研究」)に応募することがもとめられます。
したがって、いうまでもないことですが、2年次の杉本ゼミに参加したからといって、それがそのまま3年次以降のゼミへの参加を保証するものではありませんし、また3年次以降に杉本ゼミへ参加することを強制するものでもありません。また2年次に杉本ゼミを履修していなかった学生も、もちろん3年次以降の杉本ゼミに応募することができます。(ゼミ生は、志望理由書、成績表等の選考書類をもとに選考します。)
2年次の杉本ゼミにおいても、参加者の希望があれば、3年次以降のゼミの見学や上位年次との合同行事等を行いますが、それはあくまで、ゼミとはどういうものかをよく知って貰い、進路を考えて貰うためのことですので、誤解の無いようにして下さい。
参考までに、2008年度の杉本ゼミ3年次生17名のうち、2年次の杉本ゼミに参加していた学生は9名、それ以外が8名、4年次生16名のうち、2年次参加者は9名、それ以外が7名となっています。2008年度の「専門演習」1次募集には約30名の学生が応募し、そのうちの17名が選考されています。2次募集は行いませんでした。